
(全60頁)
植民地惑星デラでは原因不明の「デラ症候群」に悩まされており、今や植民地惑星としての存続の危機に陥っていた。そんな時検査技師だった伊佐子は恋人の貴久に「デラ症候群解明のために、ぼくといっしょにデラの医療団で働かないか」と誘われる。伊佐子にとってデラは研究と恋の2つの夢が叶う場所…になるはずだった。だが彼らの努力にもかかわらず、開発事業団は開発および研究の中止を決定する。体制に従おうとする貴久と喧嘩になり、伊佐子は1人で飛び出し荒野で遭難してしまう。そこで伊佐子が出会ったものは、噂だけでその存在を否定されていた「幻のデラ星人」だった…。
長~くて難しい口上ですまんです。免疫学をベースにした壮大な本格SF叙事詩…になるはずだったが話の焦点が定まらず、SFなのか恋愛なのか人生論なのか不明なまま終わり、私は本格SFならぬ本格スランプに陥る。今まで深く考えなくても何となく出来てた話が何となくは出来なくなってしまった。考えても分からない。どうやって話を作ればいいのか分からない。悩みました。60頁かけてもまとまらなかった…。締め切りに間に合わすため、後輩を二人かりだしてまで描いたのに、こんな駄作で、手伝っていただいた両氏には申し訳なく思っています。
漫研機関紙に載せてもらうが、卒業した者がいつまでもぶら下がっていてもと思い、OBとしての参加はこれで止める。かといって投稿レベルの作品も描けず、完全にどん詰まり…。
(2001年6月2日記)