「春さきのコスモドリーム」

ASUKAまんがスクール 佳作 入選作

 

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*別ウインドウで開きます*

「この話だったら、この絵しかないなと思ってしまうくらい、とっても味のある絵柄です。主人公だけでなく、脇役も全員生き生きしていて、テンポが非常にいい。ストーリー自体は、特にめずらしいものではありません――夢見がちな女の子が、男の子を好きになって、やがて、人を好きになるというのはどういうことなのかを知る――それだけの話と言ってしまえば、それだけの話なのですが、これってもしかしたら少女マンガ永遠のテーマのうちのひとつなんじゃないでしょうか? だからこそこれまで、それこそ星の数ほどの作品が描かれてきたわけですし、だからこそ描き方に工夫が必要なのです。この作品は、キツネのキャラクターがなんと言ってもひょうきんで愛らしく笑いをそそります。ただ、ナレーションはあまり入れなかった方がよかったと思います。それとラストの2ページは、もう一度考え直してみてください。せっかくのアイデアとエピソードの積み重ねが、ああいうギャグタッチの終り方にしてしまったのではシマリません。流されずに、まとめてピリッとさせればよりいい読後感を与えてくれます。」~ASUKAまんがスクール講評より

持ち込み投稿作。私にとって一つの転機となった作品です。これまではキャラクターに作者が引きずられている部分があったのですが、この作品ではキャラと自分を完全に切り離し、冷静に話を計算し、作者側からの演出を仕掛けました。投稿前提だったので、投稿雑誌の読者層を意識し、自分から見ればベタベタでも少女マンガとして成立させました。最初からそう狙って作ったので、ベタな台詞でも恥ずかしくはなかったです。技術的にはまだまだ未熟なんですけど、自分の中で作品の描き方に意識革命をおこせたという点では意義が大きかったです。

この時見てくれた編集者がかなりいい評価をしてくれたので、勢いづく。張り切ってさっそく次回作に取り組むが、どうなるか? TAEKOのプロへの道は開けるのか? 「海の国のアリス」コメントへ続く。
(2001.5.1記)

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