りぼん漫画スクール 努力賞 入選作

(全32頁)読んでみる
*別ウインドウで開きます*
銀河の果てのとある惑星で1人の女が事故死した。そして、それがすべての始まりだった…。
[絵] あまりにも、石森章太郎先生の絵に似すぎているのが、最大の欠点です。人マネではなく、個性ある絵柄を作っていく努力が一番必要。マネした絵は評価したくない。ただ、ペンタッチのきれいさ、デッサン力の確かさを買って努力賞にしました。
[話] SFまんが。難解なところもなく無難にまとめていました。ただその中に描かれている愛の世界が平凡すぎた。後半の山場のところでマヤの本心がでた部分は、伏線が前半になかったため、唐突すぎて不自然でした。~りぼん漫画スクール講評より
初投稿作品。ブラックSFショートショート…のつもりで本人は描いていたが、編集側は恋愛物語だととらえたようです。作者の意図通りのとらえ方をしてもらえなかったのは、まさに未熟としか言いようがないですが、そのおかげで努力賞に入ったと言えなくもない…という気がします。でもこれ…実は恋愛物語ではないんですよね。マヤはロボットだから感情も心も持っていない。プログラム通りに動いているだけで、マヤの語る「愛の世界」はそのまま「男のエゴ」を表現しているのです。女の本心を見抜けぬ男の招いた結末とは…って感じで、わりと突き放して描いています。
曲がりなりにも「作品」とよべるレベルに達したのはこの「マヤの惑星」から。そういう意味では、私の事実上の第1作とも言えます。少女マンガとしての評価はともかく、SFショートショートとしてみれば今でも私の自己ベストに入る思い出の作品です。
(2001年5月28日記)