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正直に言うと、最初HPの構想を練っていた時点では、この作品のコメントも、ましてやサンプル画像も公開するつもりはありませんでした…。でも私の漫画歴は大学漫研の歴史と共に歩んできたことを考えると、それはそれで漫研の歴史を語ることにつながるかも知れないと思い直し、恥をしのんでここに載せることにしました。
これはペンを持って生れて初めて描いた、本当に本当の処女作です。小さい頃から漫画を描くのは好きでしたが、どれもノートに鉛筆で描いたものばかりで、ペンを使うのもインクを使うのも初めての経験。初めてと言えば、漫研ができて初めての漫画同人誌のために描いた作品でもありました。
当時は(詳しくは覚えていないんですが…)印刷機の都合(だったと思う)で、トレーシングペーパーに描きました。が、これが描きにくいのなんの! 表面がザラザラのため、あっという間にペン先が磨り減る! インクを吸い込んでくれないので、ベタぬりは文字通りベタベタ。ともかく描きにくく、扱いにくく、閉口したのを覚えています。初めてのペン体験がトレペとは相手が悪すぎ…。でも楽しかったです。ネームもほとんど練らず思いつくまま描いていたと思う。気楽な時代だった…。本気を出すにつれ苦しくなるものだということはまだ知らなかった頃。
しかし、とにもかくにもこれが漫研会誌の最初の1歩になったわけです。そして、私にとってもすべてはここから始まったのです…。
(2001.4.20記)