現在、原稿はWEB用でもペン入れまでは手書きです。線を引くあの一瞬の感触と緊張感がたまらなく好きなんです。ペンをかまえ、微妙に強弱を入れながら紙の上にぐううっと線をひいていく、その瞬間のめくるめく恍惚感! この一瞬、ああ私は生きてるんだーっと体中で体感します。…線をひくだけで「生きてる感動」を味わえるなんて、ある意味変わってるというか、幸せな人種なのかもしれませんが(笑)。
だからか線にはこだわりがあります。
線は生きている。線には感情がある。泣いている線もあれば笑っている線もある。美しい線、誇り高い線、恥ずかしがり屋の線、力強い線。無数の感情と命をその内側に秘める線。
線は生き物なんだああっ!!
だからドローソフトで描かれたような均一で味わいのない線はちょっと苦手です。しかし今はコミックスタジオのような漫画描き専用のドローソフトも出回ってきてますね。使っている人の話を聞くと、ペンの書き味もいいそうです。タブレットで線を直描きというのは自分には無理だし、手書きで描いた以上の味わいなど出せるだろうかと思うのですが、どんなもんだろう…と思う気持ちもあります。用途によって使い分けるのなら私にも使えるかもしれません。でも当分はそこまで試す暇もなさそうですが…。
ペン入れ後はスキャンして、ホワイト修正、ベタ、トーン貼りはデジタルで。何が便利って、トーンを何回でも使えること。もう買う必要がないっっ! スキャンする時、モノクロ2値で取り込むと鉛筆の線がうつらないので下書きを消さなくてよく、作業短縮になり、これまた便利!
自己流なので手探り状態ですが、デジタル・アナログ両方のいいところを上手く生かして使いこなしていけたらな…と思ってます。